コロナ禍により多くのイベントや講演会などがオンラインによるライブイベントへとシフトしました。ライブ配信でもお客様とつながれることはわかりましたが、やっぱり出会いたい。お客様と顔を合わせて、目を見てお話ししたい。

Zoomとリアルの融合で、ハイブリッド記者会見

会場にもZoomにも記者さんがいるハイブリッド記者会見でした。
会場のカメラは1台。それをATEM Mini ProにHDMIで入力して、USB-CでPCと接続します。

音声は、ZOOM社(Web会議のZoomとは関係ないですよ!)のLiveTrak L-8というミキサーをオーディオインターフェースとして使用しています。ちなみに会場のマイクは、会場設備としてワイヤレスマイクが4本混ざったものが、出力されておりました。これをL-8に入力し、マスターへ送ります。マスターに送られた会場の音は、USB-Cを通してZoomミーティングのマイク入力へ。

そして、Zoomミーティングの音声(スピーカー)アウトは、USB-Cを通してUSB1-2に立ち上がってきます。これは決してマスターで挙げることはせず、MIX-Aにのみ送ってあげます。この時間違えてマスターへ送ってしまうとハウリングが起きるわけです。MIX-Aから会場スピーカーとは別に用意したスピーカーへ繋ぎ、Zoomミーティングの音を出します。複数の出力バランスを作ることができるのが、このLiveTrak L-8の特徴です。

今回は、会場ワイヤレスマイクの音は会場のスピーカーから出て、Zoomミーティング(オンライン参加の記者)の音は、別途持ち込んだスピーカーから出るようにしました。仕込みの時間をもっと設ければ1つにまとめることも可能ですが、あえて1つにする必要もないかと思います。

パソコンが2台置いてあるのは、1台はスピーカービュー用で録画。もう1台はギャラリービュー用で、記者発表者への返しモニターを繋ぎました。質問する記者さんや自分の映りが見えた方が、カメラを意識してくれますね。

 

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