可能な限り有線接続のマイクをお勧めいたします。有線マイクは、物理的にケーブルが切れたりマイクが壊れたりなど、音が来なくなる確率が限りなく低いです。しかし、ワイヤレスマイクは無線ということで、電波の干渉であったり、伝搬距離であったり、切れたりノイズが乗った時の対処法が、難しいです。また無線は有限であり、空間内で使用できるマイク本数が限られています。

例えば、B帯アナログワイヤレスマイクの場合、使用できる本数はメーカーや機種によっても異なりますが、6本程度が限界です。例えば学校の教室だったりですと、隣の教室や上下階でマイクを使用していると、こちらのマイクの音が違う教室で出てしまったり、向こうの音がこちらからでてしまったりしてしまいます。
ですので、ワイヤレスマイクを使用する際は、周波数を管理する必要があります。また、最近はWiFiと同じ2.4GHz帯域のワイヤレスマイクも出てきております。こちらもB帯と同じく免許が必要なく使い勝手はいいのですが、WiFiとも混信しますので、携帯電話が多く集まった場所であったり、多くの無線LANが発射されている場所などでは、届く範囲が狭くなったり音が途切れたりということが起きがちです。

B帯ワイヤレスマイク

 

2.4GHz帯ワイヤレスマイク

 

1.9GHz帯ワイヤレスマイク

 

 

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