以前にも紹介したことのある「Zoom Bridge for NDI」ですが、Ver1.12となり更に便利になりました。1つは「最大9人のギャラリービュー」そして「画面共有のサポート」、「NDIのアルファ(透過)対応」
最大9人のギャラリービューですが、今まではピンを打って、それぞれの参加者をvMixなどで割り付けていたわけですけれど、そこまで凝ったものでなければZoomのギャラリービューでもいいのかもしれません。そんなギャラリービューがNDIで出力できるようになりました。
画面共有もサポートされるようになりました。いままで画面共有は表示されなかったんです。でもバージョンアップで画面共有専用のNDI出力を持つことができます。ただ、画面共有をしていないときは(Zoom Bridge for NDI上ではギャラリービューが表示されているのですが)何も表示されません。ただ、「NDIのアルファ(透過)」に対応しているので、vMixのマルチビューなどで配置するのであれば、デザインすることも可能です。
また、ピンを打った参加者のカメラ映像は、画面共有の際でもそのままNDIで出力され続けます。これで、画面共有されたときに画面を切り替えて、戻った時はNDIのアルファ(透過)でなんらかの表示画面を挟んでからワンショットに戻すなんてことが可能になります。