画面の共有

パワーポイントやPDFなどの画面共有が可能です。開いているデスクトップ全体、アプリ単位、ウィンドウ単位など選択して共有することになります。パソコンのスライドショー機能を使おうと思うと、ファイル一覧を共有してしまい肝心のスライドショーが見えないなどのトラブルも。スライドショーを開始したうえで一時停止させ、画面共有からスライドショーのウィンドウを選択して共有開始すると大丈夫です。間違って学生に見せてはいけない画面を共有しないように注意しましょう。

またホワイトボード共有機能があるので、文字を打ち込んだり、手書きで書いたものをリアルタイムで共有することもできます。ただし通信速度によってかなり表示に差があります。

その他、音声や映像の共有、投票結果の共有などができます。YouTubeを見せることもできますが、映像の共有に関してはカクカクしてしまい現実的ではありません。先にYoutubeに限定公開などでアップしておき、URLをチャットで連絡、「ではURLの動画を見てください」と時間をとって見てもらうほうが現実的です。

挙手機能と音声ミュート

講義をする先生のほかに、生徒の質問や強制ミュートなどに対応するTA(共同ホスト)がいると円滑に進みます。どうしても講義している先生は板書やパワポなどの操作で忙しくなり、生徒の質問にまで気が回らなくなります。

お約束として、自分が発言するとき以外は音声をミュートにする。
発言があるときは、「挙手」機能を使うか、チャットに質問を書き、それをTAが交通整理したうえで講義している先生に割り込み、講師から指名された質問者が自分でミュートを解除して質問をする。など、授業を始める前にルールを決めておきましょう。

共同ホスト(有料機能)

参加者からホストとほぼ同じ権限をもったユーザーを作ることができます。前述のとおり、生徒への直接的な対応は、講義している先生だと実質手が回りません。この共同ホストを使う場合は、事前に「設定」で機能をオンにしておく必要があります。TAや複数の教員で1つのクラスを回す場合など、積極的に利用しましょう。

ブレイクアウトセッション

参加者全員を個別のセッション(=部屋)に分けることができる機能です。ペアワークやグループワークをおこなうことができます。参加者が10名いる場合は、3名、3名、4名の部屋に分けたり、2名ずつのペアに分けることができます。グループ分けは自由(恣意的にでもランダムにでも)にできますが、ブレイクアウトセッションを実行できるのはホストのみ(共同ホストでも不可)そして、恣意的に数十人をグループ分けするとなると、意外と時間を必要とするので、恣意的に分けるのであれば、ホストをTAや他の教員に譲渡して、講義中に振り分けてもらいましょう。

ホストと共同ホストは、自由に各セッションを行き来することができます。
学生が「ヘルプを求める」を押すとそれがホストに表示されるので、ブレイクアウトルームに参加する」を押してその部屋に入ります。

ブレイクアウトルームで議論をおこなってもらい、全員の授業に戻った際には各グループの代表者が内容を発表することになると思います。
しかし、ブレイクアウトルームで使用したホワイトボードは、退出するタイミングで消えてしまいます。全体に後から共有する場合も、議事録をメモとして参照しながら口頭のみで発表する場合も、各ブレイクアウトルームでスクリーンショットを撮っておくことを習慣づけさせたほうがいいでしょう。

共同ホストの機能をオンにした状態で、TAなどに共同ホストをお願いしていれば、複数の教員で巡回することができます。ぜひ積極的に使用したい機能の一つです。

投票機能

選択肢型の投票・アンケート機能です。これまた、講義中に作成することは困難なので、事前に用意しておきTAに適宜作成をお願いするのがいいと思います。
また、選択肢型以外の設問をしたい場合は、Googleフォームを使うとよいでしょう。Googleのアカウントがあれば誰でも作れます。

また、Googleフォームの活用として、具体的な問題を作りこまずに、答えを選ぶだけのものを用意して答えさせると、繰り返し使うことができます。選択式だけではなく、コメントだけのフォームを使えば、リアルタイムで質問を受け付けることも可能で、生徒も気楽に質問できるようになります。スプレッドシートとして結果が残るので、最初に「出席点呼」代わりにクラスと名前を投稿してもらえば、容易に出席確認をすることができます。


弊社が今まで制作してきたe-ラーニング教材の作成ノウハウを、先生方のオンライン授業にも活かしていただきたいと思います。オンライン授業の撮影方法編集方法などなど、相談やコンサルティングにも柔軟にお応えいたします。また、機材だけ一式貸してほしいなども。一度お問い合わせください。

日本放送協会、(株)NHKテクノロジーズ、東京大学、東京学芸大学、株式会社ナリカ、東京工業大学、NPO法人理科カリキュラムを考える会、NPO法人ガリレオ工房、など多くの映像教育コンテンツ&配信に携わっている弊社に、まずはあなたの困っていることをご相談ください。

【司会】
上田一生
(公益財団法人東京動物園協会)
【ゲスト】
芦刈さま(サンシャイン水族館)
井上さま(しものせき水族館海響館)
佐々木さま(埼玉こども動物園)
堀田さま(須磨海浜水族館)
笹森研究員(元極地研・南極越冬隊)
鈴木研究員(教員)
鈴木研究員(農家)
冨田研究員(映画監督)


先日は『世界ペンギンの日』に、動物園・水族館でペンギンの飼育・展示に従事される方々をZoomで繋ぎ、ペンギンについて語り合うフォーラムを開催しました。そしてその模様をYouTubeLiveで生配信いたしました。動物園・水族館が自粛休業している今だからこそのフォーラムです。
500名以上の方々に視聴いただき、コメントやTwitterなどからリアルタイムに質問を受け付け、その場で答えてもらったりと相互のやり取りもできたのではないかと思っております。

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