スイッチャーと言えば、T-Barと多くのボタン。vMixはキーボードとマウスだけでもスイッチングができますが、ハードウェアを用いることで操作性を向上させることができ、本番時の切替えミスを大幅に減らすことができます。そこでお奨めなのは、XKE-124 T-BarというMIDIキーボードです。Amazonでもカスタマイズ済のものが売っているのですが、カスタマイズがあなたにピッタリなものかわかりません。こちらの製作元である海外サイトからの購入をおすすめします。

ちなみに、Amazonで売っているこちらのものは、vMixのX-Kyesのショートカットテンプレートと同じように組まれています。ですので、テンプレート通りのショートカットでvMixを使用する、カスタマイズは面倒という事であれば、こちらのAmazonで売られているものでいいと思います。。。ただ、、、カスタマイズは面倒という事であれば、vMixの利用はお勧めしません。カスタマイズが自由にできるからこそのvMixだからです。

 

では、こちらのX-Kyes XKE-124 with T-BarとvMixを紐づけていきましょう。
2つの設定が必要となります。1つはどのボタンを押したときにどんな動作をするかという「ショートカット」
もう1つがvMixの状態表示を赤色LEDと青色LEDで表す「アクティベータ」です。
この2つをきちんと設定することによって、思い描いたとおりの動作が実行され、いまどのボタンが実行されているのかが一目でわかるようにLEDが点灯します。

この作業が面倒である。という事であれば、私はvMixの利用を辞めるべきだとも考えます。それであれば、RolandやBlackMagicなど既存のハードウェアスイッチャーの方が、安定性も高いですし、面倒な設定も必要ありません。「動作を自由なボタンに割り当てることができる」これこそがvMixを導入する醍醐味です。

 

 

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    勝手に解説マニュアル~vMixの使い方-01-

    同じようなソフトには、Xsplit や OBS Studio などがありますが、特に映像も音声も出力系統の豊富さから、業務で配信を請けるのであれば使いこなしたいvMix。
    ですが、日本語のマニュアルや解説書が少なく、ネット上の情報も限られています。本書でvMixの世界を拓いてください。

    vMixは、Windows専用のライブビデオ制作ソフトウェアです。オーストラリアの StudioCoast Pty Ltd 社が開発しています。vMixは購入バージョンによって、標準解像度(SD)、高解像度(HD)、さらには4Kで制作できます。

    この-01-では、「第一章:vMixとは」、「第二章:インターフェイス」、「第三章:設定」、「第四章:入力」と解説しています。まだまだvMixのさわり部分です。

    次回は、「第五章:オーディオ」、「第六章:ビデオの録画(記録)」、「第七章:外部出力(外部)」、「第八章:ストリーム」「第九章:MultiCorder」、「第十章:プレイリスト」、「第十一章:オーバーレイ」とシリーズとして続けてまいります。

    vMixはとても多くの機能が詰まっており、全体では二十章くらいになってしまうのではないかと思っています。全体が完成してからですと、現状日本語の解説本が無い状況を打破できないので、まだ途中ですがださせていただきました。

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