トップページ第6学年向け > チューブ法による植物の吸水(蒸散)量測定

チューブ法による植物の吸水(蒸散)量測定 【植物の水の通り道】

 植物の枝や葉に色水を満たした細いチューブ(簡易蒸散計)をつなぐと,チューブの中を色水の末端が植物体に向かってどんどん移動する様子(最高記録15cm/分!)や,葉を除くと移動速度が急激に低下する様子を観察できます。この映像では,その実験の手順を分かり易く解説しました。今までに,この方法を用いて植物の蒸散を動的にとらえる取り組みを6年生の授業や自然体験学習会・教員研修等で行い,大変好評を得ています。小学生の感想には「チューブの中の水が減るスピードがすごく早くてびっくりした。」「植物も色々な工夫をして、生きているんだと思い、その植物の構造に感心した。」「植物を育てるとき,たまに水やりをサボっていたりしていたけれど,それは僕たちがごはんを食べさせてもらえないのと同じことだと分かり,悪いことをしたなぁと思った」等がありました。中学校や高等学校でも活用できる方法です。

[撮影 金井孝之,監修 中西 史,撮影協力 丸山 望]

チューブ法実践概要 (8ページ/12.3 MB)

PDF

「蒸散と水の吸い上げ」指導案 (2ページ/127 KB)

PDF

チューブ法実験方法解説(2ページ/30.5 MB)

PDF