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オジギソウの運動 【人の体のつくりと運動】

 

触ると葉を閉じるオジギソウは子どもにも大人気です。今回は葉(小葉)の先を少しハサミで切ってみました。軽く触った位では閉じないのですが,少しの傷でもその情報はじわじわと他の葉にまで伝わってゆきます。敏感ではありますが,触ったときの情報が伝わる速さよりは随分とゆっくりです。これらの情報は動物と同じように電気的な情報として伝わり,小葉や葉の付け根にある葉枕と呼ばれる少し膨らんだ部分の水の量を上半分と下半分で別々に調節し,小葉をたたんだり,葉柄を下げたりという運動を引き起こします。思い切って,葉柄の下の部分で切り取るとどうなるでしょう?試してみると葉は直後にぴったりと閉じてしまい,再び開くまで3日以上かかりました。オジギソウ以外の植物でも,触られたり傷を負ったりした情報は他の部位に伝わり,体を守るための物質を合成するなどの様々な変化を引き起こします。

[撮影 大谷祐実]